夫へ結納返しに贈った腕時計

夫と結婚する時に貰った婚約指輪のお返しに、私は彼に腕時計を贈りました。

ロンジンのコンクエストです。確か当時30万円位したと思います。

夫は、大変喜んでくれ新婚時代良く着けていましたが、仕事がら腕時計は外さないといけない事もあって、だんだんと使わなくなっていました。

それでも時々は休日に使っていたのですが、携帯電話で時間を確認する様になってからは腕時計というものを全く着けなくなったのです。

あれから22年経ち、長男が二十歳になりました。

今の若者は又おしゃれで腕時計をするのですね。成人記念に何かをプレゼントするよと言うと、言ってきたのがロンジンの腕時計だったのです。

これには驚きました。もちろん長男は夫の時計の事など知りません。本当に偶然にもそのメーカーの時計が欲しいと思った様です。

私は慌てて奥深く眠っている夫の時計を探しました。

長男もとても気に入ってくれたので、その時計を譲ってくれれば良いと言ってくれました。

ただ勿論電池も切れており、故障していないとも限りません。

デパートの時計売り場へ持ち込むと、電池変えと清掃に3万円ほど掛かりましたが、無事に動く様になって帰ってきました。

今は大学に通う長男の腕で、22年前に私が夫に送った腕時計が時を刻んでいます。

腕時計という男のステータス

一昔前までは腕時計は2つの用途があり、ひとつはもちろん時間を確認できること、もうひとつはステータスでした。ステータスとしての高級腕時計はほとんどが、ぜんまいで巻き上げる手巻きの機械時計です、手巻きの時計は時間に対して精度が悪く、毎日決まった時間にま巻かなければならないなど、手のかかるものです。しかし手のかかるものだからこそ、愛着が湧き、高収入の人にとってはステータスとなりました。

時代は流れまして、携帯電話やスマートフォンが普及し始めるとそれらの端末で時間を確認できるため、腕時計の用途としての「時間を確認する」ことがなくなってきました。

しかし、時間の確認を携帯電話やスマートフォンで確認できるため違った側面で腕時計の用途が広がりました。それは「アクセサリー」としての用途です。

男性が身に着けられるアクセサリーは少ないです。職業によっては腕時計ぐらいしか身に着けることができません。そのため腕時計にこだわりのある人は相手が身に着けている腕時計を見ますし、人によっては時間の管理ができるようにも見られることもあります。

冒頭で話した「ステータス」という部分で「アクセサリー」と用途が被るように思われがちですが、実際に街中で腕時計をしている人を見ますと、廉価なモデルや1000円代で購入ができるものを身に着けている人がほとんどです。

時計好きな私としては安くても良いものを大切に身に着けてほしいです。

フランク三浦は高級ブランドのパロディ時計です。

フランク三浦と何回か言ってみたりするともしかしたら、フランクミューラーって聞こえるかもしれません。あのイスの高級時計フランク・ミューラーのことかと連想するかと思います。フランク三浦の時計は、フランク・ミューラーの商品のパロディ商品なのです。ちゃんと商品登録をして販売をしていましたが、特許庁がミューラ側の申し入れを受け、登録を取り消しました。今度はその特許庁の判断に対して、商品登録の取り消し撤回を求めたのです。判決の結果は、フランク・ミューラーとフランク三浦、呼称は似ているが、外観で明確に判断できること、そして商品の値段が、フランク・ミューラーは100万円超える高級時計、フランク三浦は、4千円〜6千円程度の低価格商品であり、混合することはないというものでした。

確かに、遠くから見たら、デザインがよく似ていると思います。でもよく見てみると、文字盤のところのに、フランク三浦って書いてあるところが、パロディなんだなと思わせるところです。高級時計と低価格時計では、素材からして違うと思います。文字盤からベルトの使用まで。

この訴訟、とても訴訟自体がユニークだと思います。フランク・ミューラーは憧れの高級時計ですが、もしかしたらフランク三浦の方が、おしゃれな時計なのかもしれません。

腕時計のベルトを交換した記憶

最近ではすっかりレトロな印象が付いてしまったようにも思える腕時計ですが、昔は結構な必需品だったと思います。

そんな環境で例に漏れず私も腕時計を使用していました。

でも、そんなふうにずっと腕につけていると、まあ当然の宿命として、汚れるんですよね。ちょっとレザーとか、良い感じのデザインのものを選んでも、そうでなくても。勿論、もっと高級なものを選べば違うかもしれませんが。

で、まああれだ、確か布か皮か、つまりはそう言った部類に入るベルトをもつ腕時計を持っていた私は、そこまで丁寧に腕時計を扱えず、そこにそういった汚れが重なって、ベルトを交換することになったのです。もうぐちゃぐちゃになってしまっていたので(あのベルトには悪いことをしました)。

それで、交換した先は、金属でした。多分、金属ならばそこまで直ぐに壊れないだろうと思ったのでしょう。

その予想は正しく、少しだけ高めだったように記憶している、その金属のベルトはよくもってくれました。

そこまでぼろぼろでもなかったし。

ただ、それでも、問題は起きました。

なまじ防水仕様だったために、湿気のある場所や手洗いのときも容赦なく身につけていた結果、なんかこう…カビというのか…なんていうか、そういう感じになりました。

ベルトは消耗品なんだな。使わなくなってしまったその腕時計を思い出すたび、そう思います。

ようやく次の腕時計購入に踏ん切りが付いて

そろそろ買い替えないとだめだと分かっていたにも拘らず、中々購入に対し踏ん切りが付かなかった腕時計。それ自体が結構な値段となる事に加え、ちょうど買い替えたい今の時期に、他に購入しなければならないアイテムが急に増えてしまった事がその判断を遅らせてしまっていたのでした。

その一方現在使っている腕時計は文字盤ガラスさえ破損はしているものの、機構の方は無事に動いている状態。もちろんそのガラスさえ交換すれば安心して利用し続けられる事は確かなのですが、近隣にあるリペアショップでその依頼を行った場合ほぼ新品を購入するのと変わり無い費用が掛かってしまい、それならばやはり新品を買った方が良いのか・・と買い替えの方向に気持ちが向かっていたのです。

こうした複雑な事情と気持ちの揺らぎが今一歩思い切った購入への動きを妨げてしまっていたのですが、ここに来てようやく踏ん切りが付き、年末セールにて購入を決意したのです。

国産の腕時計はかなりリーズナブルな製品でもしっかり扱えば大変長持ちするもの。現に今使っている腕時計は1万円程度の値段にも拘らずおよそ12年も持ってくれたのです。ある程度以上のデザインの高級感や機能性はカジュアルに着用するには邪魔な要素にしか過ぎず、今度もサッパリかつシンプルなデザインと機能のモデルを選ぶつもりでいます。